ユニバーサル コラム
   
     
Columns 001
関係代名詞の 'whose' って何者or何物?

中学3年生の半ばを過ぎたころ、英語の授業で関係代名詞を覚えていきます。このころまでになると英語の好き嫌いがはっきりしてきて、「今日の授業は関係代名詞」と聞いた瞬間、頭がクッラとした人も多いのではないでしょうか?また、この文法事項は独特な英語の言い回しなので、英会話の中ですんなり使えるようになるまで時間がかかった人も結構多いことでしょう。

英語の授業の中で「人の時はwho, whose, whom、動物や物の時はwhich, whose(=of which), which、そして両方でも使えるthat」と英語の先生が説明していることでしょう。

しかし、ここで謎! 基本的にwho, whose, whomは疑問文などで使うときは人にしか使いません。関係代名詞でも基本的にはそうです。でも、なぜ動物や物の時に使う関係代名詞でwhoseが入ってくるんだろう??と思ったことはありませんか?

例文1:He is my friend whose father is a pilot.
例文2:I can see a house whose gate is big.

私の経験上、例文1のような用い方は何度も聞いてきましたが、例文2のような用い方は多分一度も聞いたことがありません。しかし、日米の英文法書には例文2の使い方が記載されています。例文1であればfriendと人なのでwhoseが来ても何の違和感もありませんが、例文2はhouseと物なのでどうも使い心地が悪いのです。そこで、英文法に詳しいアメリカ人数人に例文2を言ってみました。そしたら意外なコメントが帰ってきたのです。

コメント1:「こんな言い方はしないし、言ったこともない!だって家は物だからwhoseは絶対におかしい!その代わりのof whichを使ってもちょっとニュアンスが変わってしまうじゃん。」
コメント2:「何それ!? その文法おかしくない? 俺はこのような使い方でwhoseは使わないよ。」
コメント3: 「それ、なんか絵本の中で書かれていそうな使い方だな。見たことはあるけど聞いたことはないね。」

コメントをえた後、同者に「だったらそういう例文2を作りたいとき、どういうの?あなたの言葉で言ってみてよ?」といったら全員が同じ文章を作りました。それは

I can see a house with a big gate. でした。 



あくまでも数人にしか聞いていないのでここで宣言することはできませんが、多分例文2のような言い方はしないほうが無難なようです。イギリス系の英語ではわかりませんが、アメリカではちょっと・・・